島崎直人

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第7話 魔術師か後悔か

7.魔術師か後悔か 「お父さん!」 そう言ってルシィが男を抱き寄せた。レイトとルアルは座りながら唖然としていた。 「ルシィすまん……」 男は小声で呟くのみだった。ルシィは男の肩を担いで急ぐように宿屋に繋がる入り口に...
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第6話 宿屋で過ごすレイトとルアル

6.宿屋で過ごすレイトとルアル 部屋は、外見とは違い綺麗であった。ほこりが1つもなくルシィが毎日掃除しているのだと感じた。 ベットが二つあるので、それぞれが荷物を置きベット上に座った。 「いい部屋ね、ルシィさんとってもい...
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第5話 リモク村へ到着!

5.リモク村へ到着! あれから歩き続けて、村の木で出来た門を前にした。名前はリモク村である。 2人は聞いたこともない村だった。 あたりを見回すと、建物など至る所がボロボロで、人の気配もなく風がなびいているだけである。 ...
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第4話 レイトとルアルの旅!いきなり森で迷子!

4.レイトとルアルの旅!いきなり森で迷子! レイトは、木の枝を握って、念じるように顔を歪めた。 すると木の枝は、先端近くをバチバチと音を鳴らして光出した。 「くっ……」 悔しそうにするレイト、これは自身の雷をコント...
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第3.5話 第1章 王都への旅路

ここまでのご挨拶
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第三話 焚き火で静まる森の中

3 焚火で静まる森の中 「いろいろと疲れたでしょ」 ルアルはそう言ってレイトに振り向いた。 「うん」 レイトはそう答える。ルアルは結んでいた髪を解いて、髪を落とした。 「レイトってどこから来たの?」 「...
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第二話 魔術師ルアル登場!

2.魔術師ルアル登場! お店はボロボロに崩れ、レイトは瓦礫の下敷きになっていたがそれを持ち上げて起き上がる。 「やべえ…またやっちまった……」 すると大きな声が響く。 「こらぁ!!貴様らワシの大事な店を何してくれと...
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第一話 雷を操る少年

1.雷を操る少年 「先生なぜ、騎士団を抜け王都を出るのですか!?」 自分の弟子であるフレイは王都の正門で立ち去ろうとしている私の後ろで声を上げた。 「私はやらなければならないことがある」 私がこう言うとフレイは、少...
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