主要な登場人物
レイト
雷を操れる少年
年齢 10歳
じいちゃんの言いつけで王都へと旅立ちながら、
困ってる人を助ける。
じいちゃんに言われた通り、正義に生きることを
目指している。
ルアル
魔法の世界からやってきた魔術師の少女
ピンク色の髪で普段はツインテールにしている。
蒼い目(通称 月の目)を持つ。
年齢 11歳
レイトとは旅の途中に出会い、一緒に王都を目指すことになる。
目的は姉を探すこと。
ロクス
炎を操る少年。
赤茶色のツンツンとした髪型をしている。
年齢はレイトと同じ10歳
ルアルのペンダントを盗んだのが始まり。
ひょんなことから一緒に旅をすることに。
レイトとは違い、自分が生きるためなら、他人がどうなってもいいと思ってる!
それから。
レイト達の騒がしさは鎮まることなく、村の前までつく。
時刻は夕暮れになり、太陽は沈む方向へと流れていく。
(はぁ…余計に疲れた…)
ルアルは心の中でため息をついた。
結局レイトとロクスに新しい特訓を教えたものの、張り合うことはやめない。
「どうだ!俺の方が上手くできてるだろ!」
「俺の方が上手い!」
未だに騒がしいロクスとレイトを見てルアルは呆れる。
「いつまで騒いでるのよ!静かにして!」
そう言われて、レイトとロクスは反発するように顔を背ける。
やれやれと首を振りたくなるルアルは、目前にある木製の簡素な門を見た。
「やっと村に着いたわね」
そこには文字が大きく書かれている。
レイトとロクスは、視線をそちらへ向ける。
「なんて書いてんだ?」
文字がよくわかっていないロクスは読めない。
代わりにレイトが読み上げた。
「…メア村?」
ルアルは頷く。
「そうよ、ここはメア村。今日はここで滞在するわよ」
そう言って指差す。
門の先には、村とその背後に緑の森が生えた丘が連なっていた。
景色のいい光景にレイトは感心した。
「良さそうなところだな」
レイトは、門の先へと足を踏み出そうとする。
「ちょっと待って」
ルアルは、レイトの足を止めた。
「今から魔法を使うわ」
「え?」
レイトは、疑問に思いながら、ルアルを見る。
ロクスも興味なさそうにしながら見ていた。
ルアルは、目を瞑る。
自身の右手を両目に添え、数秒待って、手を離した。
「どう?」
目を開けたルアルは、レイト達と同じこの世界では標準的な色、暗いオリーブ色の目に変わっていた。
「ここだと青い目は、目立つから…」
照れくさそうに話すルアルとは、逆にレイトとロクスは、驚きを隠せないでいた。
「そんなこともできるのか!?」
レイトがそう言うと、ルアルは、表情を和かにし、自慢げに頷いた。
「うん、こんなの余裕よ」
「なら、俺の目の色も変えれるのか!?」
「変えられるわよ」
ルアルは誇らしげに鼻を高くしていた。
目を輝けせているレイトとは違いロクスは、身構えていた。
(こいつ、やっぱり侮れない!!)
圧倒的な存在感に思うルアルの力は、やはりロクスの想像を超えるものだった。
(俺も目の色を変えてみたい!)
それに応えるかのように、ルアルは言う。
「今度やってあげるわよ」
ロクスは、肩を大きく振るわせた。
(心も読めるのか!?)
「べ、別に興味なんかないぞ!!」
そう言ってロクスは、ルアル達から顔を背けて、門へ足を運ぶ。
ルアルの発言は、レイトに対しての発言だったが、ロクスは勘違いしたようだ。
そのため2人は、ロクスの反応見て思う。
「あいつ、絶対興味あったでしょ」
「そうだな」
ルアルの一言に、レイトは納得する。
先に行ったロクスに続いて2人も門を通るのだった。
門を通り抜け村を歩く3人。
周りを見回して、レイトは思う。
「なんだか人がいないような」
その通り、依然として閑散としている。
もの寂しげに風だけが吹いていた。
ルアルは、不安そうにする。
「ええ…まさかね…」
2人は前に訪れたリモク村のこと思い浮かべる。
あの時は、魔物に襲われていたこともあり、村は静寂としていた。
しかし、あの時と違って建物に傷などはない。
だが、辺りを見回しても静けさが広がっている。
そんな寂しげな場所でロクスは言う。
「みんな寝てるんじゃねーのか!」
「早すぎるでしょ」
ルアルが突っ込む。
だが、ロクスは無視して悪い顔をする。
「人がいないなら、食べ物盗み放題だな!」
それに対してレイトは、すかさずつっこんだ、
「盗みは、ダメだ!」
それに対してロクスは睨みつけてくる。
「俺に指図するな!」
それに対してレイトも睨み返す。
「人が困ることをするな!」
「知らねえ!俺が生きるためなら、他の奴なんかどうでもいい!!」
「なんだと!!」
レイトは拳を前に構える。
それに対してロクスも構えた。
2人が今にも殴り合いになりそうなところに、ルアルが間に入って止める。
「はい、やめやめ」
呆れるルアルは、一つため息をついて辺りを見回した。
「とりあえず、宿を探しましょう」
それに対してレイトは答えた。
「おう、そうだな」
それに、即座にロクスが反応する。
「なら、どっちが早く宿を探せるか勝負しようぜ」
すかさずレイトも反応する。
「いいだろ!」
張り合うことも忘れない2人。
それを見るルアルは、心底呆れる。
呆れるしかなかった。
「もう勝手にしなよー」
ルアルの言葉など関係なしに、2人がこの場から飛び出そうとする。
その時、後ろから見知らぬ男の声が聞こえた。
「君達、旅人か…?」
そう聞かれて、3人は振り向いた。
そこには青年が立っている。
ルアルは聞き返した。
「村の人ですか?」
それに対して男は答えた。
「あ…ああ、俺はこの村の門番をしているトウロだ…見たところ宿を探しているのか?」
「ええ、そうよ」
「よしわかった、なら俺についてこい」
話がトントンと進む。
ロクスは、そっぽ向いているが、レイトとルアルは、顔を合わせる。
「案内してくれるって。行きましょう」
レイトは頷いた。
そうして案内のまま着いていくことに。
お久しぶりです。
前話投稿してから3ヶ月ほど、更新止まってました…
すみません
新編は、この話から本格的に始まりますので、ぜひ読んでください。よろしくお願いします。
とりあえず毎週1話以上投稿するぞ!

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